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生後2ヶ月から始める(0歳児の)予防接種スケジュール

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生後7カ月までに接種しておきたいワクチンは、B型肝炎、ロタ、ヒブ、肺炎球菌(プレベナー)、BCG、4種混合(DPTーIPV)の6種類、接種回数は15~16回になります。生後2か月になったら、ワクチン接種を開始しましょう。

接種開始にあたり、以下の点にご注意ください。

(それぞれのワクチンについては、予防接種のページをご覧ください。)

①ヒブ、肺炎球菌(プレベナー)、B型肝炎、4種混合(DPT-IPV)、BCGは定期接種で無料。

②ロタ、BCGは、生ワクチン、他は不活化ワクチンです。

③生後6カ月までに終了が必要な生ワクチンはロタ 2~3回、BCG1回の合計3~4回です。この生ワクチンの日程を基礎にワクチン接種スケジュールを作りましょう。

④生後2か月になったら月令が小さいほど重篤になりやすい、細菌性髄膜炎予防ワクチン【ヒブ、肺炎球菌の2種類】から、接種を開始しましょう。

⑤B型肝炎は生後すぐから接種できます。2ヶ月から始めるヒブ、肺炎球菌と同時に開始で構いません。1ヶ月あけて2回。1回目から5ヶ月後に3回目を接種して下さい。

⑥病気の重篤度、ワクチンの有用性、副反応を考慮し、ロタは、1回目接種を生後3ヶ月以内、BCGより先に、ヒブ、肺炎球菌の間(または同時に)に終了しましょう。ロタ接種希望の場合、日程上、一部ワクチンとの同時接種が必要です。

⑦ヒブ、肺炎球菌、4種混合(DPT-IPV)は不活化ワクチンです。初回接種はそれぞれ3回、およそ1カ月ずつあけて接種が必要です。同時接種も行えます。

⑧BCG接種までに、ヒブ、肺炎球菌、4種混合(DPT-IPV)の不活化ワクチンの合計3回ずつの初回接種とB型肝炎の2回目がすべて終了しているのが望ましいです。