【症 状】
胸や背中、わきの下などに境界鮮明な褐色または、白色の色素斑がいくつもできます。
痒みはわずかか、ほとんどありません。
【原 因】
皮膚に常在する癜風菌(マラセチアファーファー)が高温多湿などの環境の下、汗をかくことにより増殖し、色素斑になります。
【好発年齢・時期】
20〜40代の汗をかきやすい人に多く、男性にやや多くみられます。
春〜夏にかけて悪化します。
【治 療】
抗真菌薬の軟膏の使用により、2週間程で菌はなくなりますが、色素沈着などは長期に残ります。
湿疹が広範囲に及ぶ場合は、内服薬を使用する事があります。
【注意点】
皮膚に常在する菌が増殖し、皮膚炎になる為、再発しやすく汗が悪化因子になります。
シャワーや汗取りのインナー使用など、汗対策を心掛けましょう。