タミフルなど、インフルエンザに使用される抗ウイルス剤について

『タミフル』について

  • 2007年3月、タミフルと異常行動の関連が報告されましたが、以後の調査でタミフルと異常行動との関連は証明されませんでした。(緊急安全性情報:中外製薬株式会社

  • タミフルとの関連は証明されませんでしたが、タミフルを服用後に異常行動などの精神・神経系症状を起こし、転落等の事故に至った報告の大半が10歳代の方でした。そのような事から、元々持っている病気がインフルエンザ感染により重症化する危険性が知られている方を除き、当面は10歳代の方はタミフルの服用はできません。

  • 幼児、小児(1〜9歳)の方には、有効性が期待される症例に対して処方いたします。万が一の事故を防止する為の予防的な対応として、タミフルによる治療が開始された後、自宅において療養を行う場合は、次の事にご配慮下さい。異常行動の発現のおそれがありますので、少なくとも2日間、保護者の方はお子様が一人にならないように配慮をお願い致します。インフルエンザウイルスによる、インフルエンザ脳症などでも同じような異常行動などの症状があらわれる事があります。インフルエンザ感染症と診断され、治療を開始した後はタミフルを服用していなくても、異常行動には十分注意して下さい。

  • 0歳の乳児に対するタミフルの投与については、添付文書に記載はないが、安全性のデータが蓄積されており、十分な説明とご両親の同意があれば投与を考慮する。小児科学会は症状を認める新生児を除く0歳児に対して投与を考慮すると述べています。

 


【異常行動などの精神・神経症状とは】

普段と違う、突飛な行動をとる、うわごとを言ったり興奮したりする、意識がぼんやりする、意識が無くなる、幻覚が見える、妄想、けいれん等。

 

『リレンザ、イナビル』について

5歳以上のお子さんに、抗ウイルス剤として、『リレンザ』の処方が認められています。
またリレンザ同様、吸入ができる方には1度の吸入で済むイナビルも発売されています。
タミフルと同様の効果が期待できますが、反面、使用者が増えるとタミフルと同様の異常行動などの報告も増えてくる可能性があります。


抗ウイルス剤の投与につきまして、十分に医師とご相談下さい。

●トップへ戻る      ●ホーム