水ぼうそう(水痘)

【症 状】

赤くて小さな、蚊にくわれた様な発疹に数ケ所気付きますが、一日程で発疹は全身に広がり数も50、100以上と数え切れなくなります。(口の中や、頭皮にもできます。)
発疹の数が多いと時に発熱を認めますが、全員にみられる症状ではありません。
発疹は、かゆみが強く、4〜5日で黒っぽい”かさぶた”になってきます。
一週間程で、”あと”は残っていますが、治癒します。かさぶたが完全になくなるのは2〜3週間後です。

 

【原 因】

水痘帯状ヘルペスウィルスの初めての感染です。
生まれて初めてかかると、水ぼうそうです。
水ぼうそうに再度かかる事はありませんが、ウィルスが体の中の神経に何年もたって(10年以上)体力が落ちた時などに、ウィルスが皮膚に帯状に出現したものが、帯状ヘルペスです。

 

【治 療】

抗ウィルス剤(内服と外用)
水ぼうそうのウィルスに効くお薬を、発疹が出て48時間以内に服用すれば、症状を軽くする事が出来ます。

かゆみ止めの内服
かゆみが強い事が多く、眠れなかったり、引っ掻く場合に使用します。

 

【合併症(とびひ)】

”水ぼうそう”は、かゆみが強く、ひっかいていると”とびひ”を合併する事があります。
特に夏場や、アトピー性皮膚炎をもっている子供さんは、注意が必要です。

 

【水痘脳炎】

ごくまれに脳炎を合併します。
高熱、意識障害、けいれんなどの症状があれば、救急受診が必要です。
アスピリン服用との関連が指摘されており、熱さましの使用は注意が必要です。
(最近、小児用の熱さましは、ほとんどアスピリンではありません。)

 

【水痘ワクチン】

  1. 予防のためのワクチン
    1才を過ぎるとワクチン接種ができます。ほとんど副作用もなく、受けておけば多くはうつらないか、かかっても軽く済みます。
  2. 症状の軽減を期待してのワクチン
    水痘の子に接触して、48時間以内にワクチンを接種すると、症状を軽減させることができます。
    この場合も、一刻も早いワクチン接種がより高い効果をもたらします。
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