新型コロナウイルス関連肺炎

コロナウイルスとは

 

今まで6種類が知られ、多くは風邪の原因となるウイルスです。通常の風邪と呼ばれるものの10~15%を占めています。
SARS、MERSもコロナウイルスによるもので、動物からヒトに感染し重症の肺炎を引き起こしやすい事が分かっています。今回は6種類とは別のコロナウイルスが中国の武漢で流行し、新型コロナウイルス2019-nCoVと命名しています。

 

感染経路

2月に入り、ヒトからヒトへの感染が確認されています。
これまでの報告は、ヒトからヒトへの感染は家族などの濃厚接触者です。

感染経路は飛沫感染と接触感染の2つです。

  • 飛沫感染
    咳などで飛び散ったウイルスを直接吸い込む事で感染します。2メートル離れていれば飛沫感染を起こしにくいと言われています。
 
  • 接触感染
    感染者のウイルスが付着したドアノブ、手すりなどを手で触り、その手で口や鼻に触るなどをして体内にウイルスが侵入し、別の人へ感染します。

 

症 状

熱、咳、倦怠感などインフルエンザの症状と大差ありません。

 

不顕性感染

症状は見られないが、検査で陽性反応が出る方を不顕性感染者と呼びます。帰国した日本人はほぼ全員検査を受けていますので、不顕性感染の方が発見されています。
ウイルス量も少なく、咳などの症状がなければヒトへの感染のリスクも少ないグループです。

 

致命率

最新のWHOの公式発表では2.2%と言われています。
症状のない方への検査が増えると低くなる事も考えられます。

 

予 防

季節性インフルエンザの予防と同じです。

  1. 手洗い、手のアルコール消毒
  2. 外出時、物に触れた手で口や鼻を触らない、そのためのマスク着用が有効
  3. くしゃみをする際はティッシュや服で口や鼻をカバーする
  4. 人混みに出ない
  5. 睡眠、休養をとる
  6. 野生動物や家畜に触れない
 

医療機関への受診方法

2週間以内に中国の流行地に渡航していた方、濃厚接触者で熱、咳などの症状のある方は、まず近隣の保健所へご相談下さい。
受診される際は、必ずお電話で事前にお知らせ下さい。別の入口から院内へご案内いたします。

●トップへ戻る      ●ホーム